頑張っているのに、既卒者が全く就職できないのには原因があります。それは、「こだわり」です。
あなたは、こだわりと聞いて何か思い当たる節はありませんか?もし、何もないのであれば、重症です。こだわりは、既卒だけでなく新卒の時から染みついているので、個人で就活をしていたのでは気づきにくいからです。
それではどんな「こだわり」があるのかを見ていきましょう。
- 地元での就職にこだわる
- 業界・職種にこだわる
- 大手・有名企業にこだわる
地元での就職にこだわる
自分が生まれ育った町で働きたい。その気持ちはよく分かります。しかし注意すべき点があります。それは、地元に求人そのものがあるのかどうかです。
もし、求人があれば、地元就職が実現できる可能性はあります。一方で、求人が無ければ、地元就職は不可能。さらに言うと、求人があったとしても、書類選考や面接選考で不採用になる可能性も大いにあります。
つまり、地元での就職にこだわっていると、就職ができないまま、歳だけを取り、まともな職につけなくなってしまうおそれがあるのです。
それだったら、近隣の大都市や東京に出て、就職をしましょう。たくさん求人がありますよ。
業界・職種にこだわる
新卒の時から染みついている悪い癖の一つが、業界・職種にこだわることです。私もやってしまったことがあります。営業をやりたくなかったので、マーケティングで探していました。
今だから分かることですが、これは一番やってはいけないこだわりです。なぜなら自分の可能性を狭めてしまっているんですね。
営業であっても、新規開拓、既存、反響、ルート、代理店など種類はたくさんあります。その中から自分に合った営業があったかもしれません。
大手・有名企業にこだわる
新卒の時から染みついている悪い癖のもう一つが、大手・有名企業にこだわることです。これも私はやってしまいました。日本を代表する名だたる企業をグループ企業も含めて受けまくっていました。
しかし何十社応募しても、不採用の連続。日に日に顔がやつれていき、家からでるのも億劫になってしまった時期があります。
せっかく書類選考に通過しても、緊張して頭の中が真っ白になってしまい、大失敗。最終的には、中小企業に決まりましたが、そもそも最初から受けて、書類選考や面接になれておけば、もっと良い結果が出たかもしれません。
だから、大手・有名企業にこだわって応募していると、大損します。既卒の場合は求人が中小企業が中心になるので、選んでいられる立場ではありませんが、聞いたことのない企業でも積極的に受けるようにしましょう。
こだわりを捨てて、楽になりましょう!
ここまで既卒が就職できない原因として、地元、業界・職種、大手・有名企業へのこだわりを挙げましたが、今日を最後にすべて捨ててしまいましょう。楽になれますよ。
それぞれのこだわりを捨てれば、選考に応募できる機会が格段に多くなります。
既卒は新卒よりも就職率が悪いですが、応募できる機会が多ければ、内定を得られるチャンスも増えます。
この記事を見たらさっそく行動に移しましょう。
おすすめの行動の仕方は既卒向けの就職エージェントに無料登録をしてサポートをしてもらうこと。就活の初歩的な悩みだけでなく、選考対策のアドバイスや求人紹介もしてくれるので、サポートしてもらった方が内定に近づきますよ。