地元就職、業界・職種、大手・有名企業にこだわっていないのに、不採用になってしまう。その原因は選考対策が不十分だからです。
選考対策といっても複数あります。書類選考対策、面接のマナー、面接の受け答え内容です。この3つの対策を徹底的にやって、こだわりも捨てれば就職をすることは可能です。
それでは、それぞれの原因と対策について見ていきましょう。
- 書類選考対策が出来ていない
- 面接のマナーが出来ていない
- 面接の受け答え内容が不味い
書類選考対策が出来ていない
既卒者が書類選考で提出する書類は、履歴書、エントリーシート(自己PR書や志望動機書)です。
まさか、これらの応募書類を他人に一度も見てもらわずに書類選考に応募していませんか?もしそうしていたならば、これからは改めてください。
書類選考は数社応募して全て不採用になることはざらです。通過率100%だったら、あなたは新卒の時にたくさん面接を受けられて内定を獲得していたはずです。
しかし、現実はそうではありません。何十社送って、数社面接に行ければまだマシ。これは個人で就活していた場合の話です。
もし、既卒向けの就職エージェントを利用していれば、書類選考なしの求人を紹介してくれるところが複数あるので、頼ってしまった方が絶対に良いです。
面接のマナーが出来ていない
あなたは面接のマナーと聞いて何を思い浮かべますか?例えば、面接中のマナーは次のような感じです。
座る時の姿勢はやや浅く腰掛けて足を閉じ、顎を引いて背筋をピンと伸ばします。深く座ったり、腰を曲げて座ると姿勢が悪く見えるので止めましょう。男性はこの時に手は握って膝の上に置き、女性は手のひらを重ねて膝の上に置くと上品に見えます。質問をされたら、質問をした面接官の方を見て、ハキハキと明朗快活に論理的に話します。
上記以外にも、入退室の流れ、身だしなみ、表情、言葉の使い方など様々ありますよね?
これらの面接マナーが出来ていないと、どんなに話の内容が良くても不採用になってしまう可能性が高いです。だから、一つとして手抜きしていいことなどありません。
個人で手抜きせずきっちり対策をするにはどうすればよいのか困りますよね。そうなると誰かにチェックしてもらうことが必要です。誰だかわかりますか?
そうです。既卒向けの就職エージェントでアドバイザーにチェックしてもらうのです。
何千・何万と就職支援を行ってきたノウハウがあるので、マナーのどの部分が出来ていないのかを指摘してくれます。
面接の受け答え内容が不味い
面接のマナーが出来ていても、受け答えの内容が不味いのでは当然不採用です。どんな話ををすれば不味くならないのかは、応募書類を書く前に行う、自己分析にかかっています。
自己分析という言葉は嫌というほど聞いたでしょうが、既卒向けの就職エージェントの中には、適性検査をして、求職者がどんな性格なのか、志向を持っているのかを把握した上で、キャリアコンサルティングを行っているところがあります。
つまり、自己分析をしっかり行っておけば、自分の強み、志向が分かるので、面接で話す内容もしっかりしたものにすることができるのです。
この自己分析も一人でやるよりは、第三者も交えて行う方が、自分では気づかない視点を得られるので、そうした方が良いです。
選考対策は一人ではできません
ここまで既卒が就職できない原因として、書類選考対策、面接のマナー、面接の受け答え内容などの選考対策が不十分であることについて述べてきましたが、個人で対策するのは限界があります。
対策ノウハウを持ったプロに相談すると、どこが悪いのか・良いのか一目瞭然に指摘してくれるので、すぐに改善することができ、既卒であっても内定獲得までのスピードが速いです。
だから、既卒向けの就職エージェントに相談しましょう。